飽き性母ちゃんの何でも挑戦!体験記

おもしろそう!と思えば即行動。CA受験、さまざまな資格受験。さて次は何をやろう。

ブランク有りからの転職活動への挑戦

何せ失敗することはとても怖く、

就職活動でいう失敗、つまり不採用とは

「あなたはこの業界にいりません」と

正式な文書で言い渡されるようなもの。

 

やんわり祈られるなんてごめんだわ。

 

私は本当に自分に自信がなく、

井の中の蛙だよね、と、ノムさんの如く

心の中でぼやきにぼやいていました。

 

特に、転職活動においては、

日々の生活に追われて時間がないことと、

新卒の就職活動のように、

若いから失敗しちゃったよね!と

自分を慰められないことから、

更に落ち込んでしまうので、

一歩踏み出せず、迷いが生じます。

 

私は長い間、客室乗務員の仕事に

ミーハーな理由で憧れていましたが、

強い強い憧れがあるからこそ、

不採用通知が来た時に、

憧れがそれに対する嫌悪に変わるのが嫌で、

採用試験に挑戦することはありませんでした。

 

しかし、20代も後半に差し掛かると

いわゆる体力的に最も若いと言われる

世代を過ぎてきたのだなと感じ始め、

更にはドキュメンタリー番組などで、

人生の最期について考えさせられたりする中で

 

「人生って砂時計みたいなもので、

その砂時計も急激に早まったりするのね」

 

なんてしみじみし、

 

ああ!あれもこれもやっておけば良かったと

おばあさんになってから思うのは

ぞっとしちゃうわ!と思い始め、

遅ればせながら試験挑戦を決断したのです。

 

この年齢でこの仕事を目指すなんて、

ちょっとこっ恥ずかしいわ、とか

所謂みんなの思う良さげな自分を出そうとか

そんなことは一切考えずに、

自分の思う魅力的な人間を表現するために、

自分のどのエピソードが

生きてくるのかを考えに考え、

たくさんの問答を作り上げました。

 

最後は、「せっかく人生の師匠である面接官に時間割いてもらって私は会場にいるんだから、これもまたとない経験。楽しんで会話するわよ!」と言い聞かせ、見事?笑いをゲット。

 

結果として採用通知をいただいたのでした。

 

振り返ってみると、

この経験そのものが、

短い人生ではありますが、振り返りとなり、

自信の持てない自分にほんの少しの

褒めてあげる要素を見出せたりしたのでした。

 

挑戦すると傷つくこともありますが、

すべてがエピソードとなり、

そこから次の自分へと進化していくのだと

恥ずかしながら今更学んだのでした。

世間の皆さまからすると、

「何を転職活動くらいで大げさな」と

思われるかもしれませんが、

 

今ではこれが、

私の私を褒める唯一の材料です。

 

自己満足でも、自分が

良かったじゃない!と思えたら

儲けもんだと思うのです。

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